【車中泊】暑さ対策に欠かせないアイテム10選!これがあれば夏も快適!

バンライフの暑さ対策

皆さんは夏の車中泊を経験したことはありますか?

夏の車中泊は、はっきり言って地獄そのものです。

そんな地獄のような環境を少しでも快適にするには、暑さ対策のアイテムを用意する必要があります。

そこで今回は車中泊の暑さ対策に必須なアイテムを10個ご紹介いたします。

夏の車中泊は地獄

冒頭でもお伝えした通り、夏の車中泊は地獄のように暑いです。

その理由には、下記の2つがあります。

夏の車中泊が地獄になる要因

・長時間のアイドリングはNG

・暑さ対策と虫対策,防犯対策を同時にする難しさ

車中泊では長時間のアイドリングNG

車中泊をする方のほとんどが道の駅やサービスエリアを利用されるかと思います。

道の駅やサービスエリアで長時間のアイドリングが禁止されている理由は、アイドリング音が他の利用者や場合によっては、近くの住人に対して騒音になるからです。

また、長時間のアイドリングは、排気ガスによる一酸化炭素中毒に陥る危険もあります。

そのため、エアコンをつけながら寝るということができません

暑さ対策と防虫対策,防犯対策を同時にする難しさ

車のエアコンが使えないため、窓を開けて寝るしかありません。

ただ、窓を開けることで問題になるのが、防虫と防犯です。

窓をそのまま開けると虫が入ったり、窓から鍵を開けられ、貴重品を盗まれる可能性もあります。

そのため、窓を開けたくても開けられないという難しさも車中泊にはつきものです。

それでは、次にこのような暑さから起こる問題を解決するための暑さ対策アイテムを10個紹介していきます!

車中泊の暑さ対策アイテム10選

車中泊の暑さ対策になるアイテムは下記の通りです。

車中泊の暑さ対策アイテム

1.扇風機

2.クールマット

3.アイスリング

4.車用網戸

5.ドアストッパー

6.サンシェード

7.断熱材

8.汗拭きシート

9.ポータブルエアコン

10.ポータブル冷蔵庫

それでは順番に見ていきましょう!

1.扇風機

扇風機

車中泊の暑さ対策アイテムの1つ目は扇風機です。

扇風機といっても、大きいものでは車に入らなかったり、消費電力が大きくて、使いづらいものを選んでは身も蓋もありません。

そのため、扇風機を選ぶ際の基準は、下記を参考にすることがおすすめです。

扇風機を選ぶ基準

・車にあっても邪魔にならないサイズか?

・消費電力は大きすぎないか?

私たちは、車においても邪魔にならないように、クリップ式の扇風機を購入しました。

また、消費電力を抑えるためには、風量調整やタイマー付きの扇風機を選ぶことがおすすめです。

扇風機は、ケーズデンキのような家電量販店はもちろん、オートバックスのようなカー用品店にも置いてあります。

2.クールマット

Nクールマット

車中泊の暑さ対策アイテムの2つ目は、クールマットです。

車中泊で暑さ対策が必要なのは主に夜です。

その夜の寝るときに大活躍するのがクールマットです。

布団で同じ箇所にずっといるとその箇所が熱をもち、布団の熱をもたないところに体を移動させる。

それを繰り返しているとなかなか寝られない。

そんなことが起こらないように、ひんやり感を保ってくれるクールマットを購入することをお勧めします。

私たちはニトリで売っている、Nクールの「極冷」のマットを使用しています。

3.アイスリング(ネッククーラー)

アイスリング(ネッククーラー)

車中泊の暑さ対策アイテムの3つ目は、アイスリング(ネッククーラー)です。

アイスリングは、首元を冷やしてくれる暑さ対策アイテムです。

このアイスリングは、日中に使っています。

28度以下であれば、アイスリング内の液体が凍るようになっており、それを首につけることで首元がひんやりできる仕組みです。

これは夏になると雑貨を取り扱っているお店ならどこでも売っています。

イオンや、無印良品、3COINSなど販売しています。

価格は1つあたり大体500円〜2000円くらいです。

4.車用網戸

車用網戸

車中泊の暑さ対策アイテムの4つ目は、車用網戸です。

なぜ、車用網戸が必要かというと、これがあると窓を開けたままにすることができるからです。

例えば、寝る時に車用網戸があれば、窓を開けた状態で寝ることができます。

この車用網戸がない状態で窓を開けて寝ると、虫が入ってきてしまいます。

涼をとることに加えて、防虫対策にもなります。

この車用網戸には、バックドア用とサイドドア用の大きく2種類があります。

どちらも使用することで車内風通しを良くすることもできます。

サイドドアの網戸はダイソーのような百均にも売っているので、気軽に買うことができます。

バックドア用は、車種によって形や大きさが異なることがありますが、Amazonで3000円〜4000円ほどで買うことができます。

5.ドアストッパー

車中泊の暑さ対策アイテムの5つ目は、ドアストッパーです。

ドアストッパーとは、バンのような車のバックドアを少し開けたまま固定できるストッパーです。

このストッパーを使うことで、バックドアを開けた状態にできるので、車内の風の通りをよくすることができます。

これはAmazonや百均にも売っているので、簡単に購入することができます。

6.サンシェード

サンシェード

車中泊の暑さ対策アイテムの6つ目は、サンシェードです。

サンシェードがなければ、おそらく死にます。

バンライフや車中泊をしていると、車内に高温を避けなければならないものを積むと思います。

例えば、ガス缶やポータブルバッテリーなどなど。

それらが高温にならないようにするためには、フロントガラス用のサンシェードはもちろん、サイドガラス用、バックガラス用のサンシェードをつけることがおすすめです。

サンシェードは購入することもできますが、僕たちは断熱材とプラ段を組み合わせて車の窓に合うようにオリジナルで作りました。

不格好ですが、かなり断熱できています。

7.断熱材

断熱材

車中泊の暑さ対策アイテムの7つ目は、断熱材です。

断熱材は絶対に車に仕込ませておいた方がいいです。

理由は、夏は灼熱の太陽の熱を防いでくれるからです。

また、冬は外の寒さを防いでくれます。

私たちは、クリッパーバンという軽バンの貼れる部分には全て貼りましたが、上記の画像にもある100cmx10mのもので十分足りました。

車内全体に貼るのは、少し骨が折れる作業ですが、できるだけ夏を快適に過ごすには、車内の内装を一度剥がしてでも断熱材を貼っておくことがおすすめです。

8.汗拭きシート

制汗シート

車中泊の暑さ対策アイテムの8つ目は、汗拭きシートです。

わざわざ書くほどでもないだろと思った人もいるかもしれませんが、かなり役立ちます。

車中泊やバンライフでは、お風呂に毎日入らないこともあると思います。

ただ、車内にずっといると肘や膝裏に汗がかいてベトベトすることがあります。

その時に、汗拭きシートがあればスッキリすることができます。

汗拭きシートにもいろいろなタイプがありますが、香りが弱く、さらさらタイプが好みな人には、ビオレのZEROシート やさしいせっけんの香りがおすすめです。

9.ポータブルエアコン

ポータブルエアコン

車中泊の暑さ対策アイテムの9つ目は、ポータブルエアコンです。

言わずもがな、エアコンがあるとシンプルに涼しいからです。

ポータブルエアコンを選ぶ際のポイントは、冷却能力、サイズ、消費電力の3つです。

ただ、ポータブルエアコンを持った方がいい人は、ハイエースやキャンピングカーのようなある程度大きい車を持っている人に限ります。

私たちは軽バンということもあり、ポータブルエアコンは車に積んでいません。

10.ポータブル冷蔵庫

ポータブル冷蔵庫

車中泊の暑さ対策アイテムの10つ目は、ポータブル冷蔵庫です。

冷蔵庫は直接的に涼をとることはできませんが、飲料水などを冷やすことができ、常に冷たい飲み物を飲むことができます。

ポータブル冷蔵庫もエアコンと同様に、冷却能力、サイズ、消費電力のポイントを抑え、選ぶことがおすすめです。

冷蔵庫ともなれば、かなり電力を消費します。

そのため私たちは、普段は冷蔵庫の電源はオンにしておらず、お昼に購入したものを晩御飯の時まで冷やすような場合に限り使用しています。

ソーラー発電などで電力に余裕がある人であっても、冷蔵庫の消費電力は大きいため、必要ない場合は極力電源を切っておくほうがいいです。

以上の10個が、車中泊の暑さ対策アイテムです。

それでは次に、車中泊で暑さ対策をする際の注意事項についてお話しします。

車中泊で暑さ対策をする際の注意事項

車中泊やバンライフでは、夏の時期は暑さ対策が必ず必要です。

ただ、暑さだけを考えてしまうと、他の側面で思わぬ落とし穴があります。

そこで、次は車中泊で暑さ対策をする際の注意事項について、説明していきます。

注意事項

・暑さ対策のアイテムは収納できそうか?

・電力の確保ができそうか?

・防犯対策もできているか?

・虫対策はできているか?

それでは順番に詳細を説明していきます!

暑さ対策のアイテムは収納できそうか?

まず1つ目の注意点は、暑さ対策のアイテムが車に収納できるかどうかです。

暑さ対策として10個のアイテムを紹介しましたが、全部が全部車に入る訳ではないと思います。

例えば、ポータブルエアコンやポータブル冷蔵庫は大きな幅をとります。

車中泊やバンライフは、できるだけ少ない荷物でなければ自分たちが動ける範囲が狭くなります。

そのため、車に収納できそうかどうかを考えて、暑さ対策のアイテムを揃えましょう。

電力の確保ができそうか?

次の注意点としては、電力の確保ができるかどうかです。

上記でもお伝えしましたが、エアコンや冷蔵庫はかなり電力を消費します。

そのため、その電力を確保できる手段が揃っているかの確認をしておきましょう。

私たちは、ポータブル電源を走行充電し、そこで蓄えた電力を使っています。

そのため、移動距離が少ないと電力が尽きてしまうことになるので、できるだけ電力を使わない扇風機やアイスリング、クールマットで涼をとっています。

防犯対策も同時に考える

3つ目の注意点は、防犯対策ができているかどうかです。

暑いからといって、窓を全開にしてしまうと車上荒らしに遭う可能性もあります。

そのため、窓を開けすぎないようにしたり、網戸付きの窓にカスタマイズしたりなど、暑さ対策だけでなく、防犯面との両立を意識しましょう。

防虫対策はできているか?

最後の注意点は、防虫対策ができているかどうかです。

防犯対策同様に、虫対策も暑さ対策と両立する必要があります。

窓を全開にしてしまうと蚊や小蝿、蛾などが車内に入ってきたりします。

そのため、網戸や虫除けミストなどを車につけ対策できるようにしておきましょう。

車中泊の暑さ対策はアイテムだけではない!

車中泊やバンライフの暑さ対策では、アイテムだけではなく、暑さを凌ぐための経路選びも重要になります。

そこで暑さを避けるための経路についても少し紹介します。

夏は都心部を避け標高の高い場所へ

バンライフ経路

夏は、都心部を避け、標高の高い場所を目指すことがオススメです。

都心部は、コンクリート構造のものが多く、夜間も冷えにくいため、25度以上の熱帯夜になり、なかなか寝付けないこともあります。

そのため、標高の高い軽井沢、越後湯沢、草津のような避暑地を巡ることがおすすめです。

1番涼しい場所は北海道の釧路〜根室

夏は北海道にいれば涼しいだろうと、安直に考えていると痛い目をみます。

北海道でも一部の地域以外、7月下旬から8月下旬の日中では30度を超えることも多く、基本的に暑いです。

夜は本州ほどまではいきませんが、25度を超える日も多くあります。

ただ、釧路、根室に限り涼しさが残っています。

真夏の日中でも25度を超える日は数える程度らしく、30度を超える日はほとんどないようです。

そのため8月の中旬から下旬の最も暑い時期に、釧路、根室に滞在するのがおすすめです。

車中泊における暑さ対策のまとめ

今回は、夏の車中泊、バンライフの暑さ対策にオススメの10個のアイテムと、注意点についてご紹介しました。

いかがだったでしょうか。

今回の内容をまとめると夏の車中泊を乗り越えるには、下記のようなアイテムが必要でした。

車中泊の暑さ対策アイテム

1.扇風機

2.クールマット

3.アイスリング

4.車用網戸

5.ドアストッパー

6.サンシェード

7.断熱材

8.汗拭きシート

9.ポータブルエアコン

10.ポータブル冷蔵庫

もし、参考になるものがあれば、購入、実践をしてみてください。

また、夏に車中泊やバンライフをしているとお風呂に入る機会も増えるかと思います。

車中泊、バンライフ民がお風呂代を安くする方法について気になる方は、下記の記事も参考にしてみてください。

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